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孤独について

「いつもそばにいる幸せはある意味そんなもんで、ある意味ひとりぼっちなもんなんだよ」ってフィッシュマンズが歌ってた。ああたしかにそんなもんだなって、わかったふりしたのよく覚えてるよ。海外旅行がすごく好きで、たくさんって言っていいほどじゃないけど、色々な国に出かけた。つまみ食いみたいな観光は正直あまり得意じゃなくて、ひとつの街に居座っているのが好き。ディープなところを知りたいとかじゃなくて、その街と一体化するような感覚が好き。一体化したうえでの疎外感最高にクール。海外旅行で一番好きなのって世界遺産を見て感動したり、美味しいもの食べてテンションあがったりすることじゃなくて、「ちょっとタバコ吸ってくるね」って言って宿の外でタバコふかしてる瞬間なんだよね。

「あなたは一人じゃない」。ちまたに溢れてる素敵なことば。「一人にしてくれよ」って思うのは贅沢病なのかな?「自分探し」だって。日本には自分がいなかったのに海外にはいっぱいいるんだね。旅行に意味を求める人だいっきらいってずっと言ってる気がするね。意味なんてなくていいんだよって、お酒を飲んで言ってくれる人大好き。お酒飲んでないと少し引いちゃうかもしれないけど。旅行に意味を求める人だいっきらい、何億回でも言ってあげたい。「Connecting the dots」なんてアメリカの偉い人が言ってたの思い出した。点と点をつなぐんじゃなくて点と点がつながるのがいいねって思うよ。

バックパッカーって人たちが世の中にはいっぱいいて、旅行中に出会うとほぼ100%話しかけてくる。さながらポケモンバトル。「あなたは一人じゃない」なんて言葉、嘘っぱちだってわかってしまって怖いんだね。世界が阻害してくれてるんだから、おとなしく阻害されれば楽だと思う。たくさんの経験であなたの世界観変わるといいね。点と点がつながるんだ。本当に素晴らしいことだと思うよ。

いつもそばにいる幸せはある意味そんなもんで、ある意味ひとりぼっちなもんなんだよ」って言葉を感じるために、ボクの海外旅行は存在していて、それは一人旅じゃなくても、というよりむしろ一人旅じゃないほど感じること。ひとりでいる時間がボクには必ず必要で、でもひとりでずっといるのは寂しいな、なんて微妙なくだらないバランスの上に立ってる。タバコタイムが終わればまた二人なんだけど、数秒でもいいからひとりの時間が欲しい。とっても贅沢。ひとりの時間最高。最高に贅沢。孤独最高なんてなれるのは海外だけだ。ずっと一緒にいるとひとりぼっちの感覚が強まってきて、二人でいるのにひとりぼっちみたいな感覚をぬぐい去るためにほんとうのひとりぼっちを求めてるんだと思う。 ホントにある意味ひとりぼっちなんだよ。

「あなたは一人じゃない」みたいな言葉本当に暴力的すぎる。ひとりでもいいじゃん、なんて言ってくれる人がいる世界にボクは生きていたいなって思うよ。孤独はよくないなんて発想、みんなが捨てれたらすばらしいね。「ひとりでもいいじゃん」「貴方にはわからないの」なんて言われても言い続けるよ。ひとりでもいいじゃん。タバコを吸いに外に出ればすべてがリセットできるよ。なんて素敵なことばを言える人になりたい。